国立研究開発法人 科学技術振興機構

バイオインフォマティクス人材育成カリキュラム(次世代シークエンサ)速習コース 開催概要

ライフサイエンス分野の研究現場においては、莫大・多様な研究データが産出され、取り扱うデータ量が飛躍的に増えています。一方で、それらのデータを整備・活用するための人材は不足している状況です。 このような研究現場の状況を踏まえ、NBDC運営委員会人材育成分科会において、研究データを整備・活用するバイオインフォマティクス人材を育成するためのカリキュラムが策定されました。 今回のカリキュラムは対応が急務であると思われる次世代シークエンサ(NGS)データに焦点を当てた内容となっており、最低限必要とされる知識・技術を2週間程度で身につけることを想定した「速習」と、時間をかけて習得することを想定した「速習以外」に分かれています。 このカリキュラムに基づき、下記日程で2週間にわたる「速習」コースを試行的に開催し、受講者とオブザーバー(TA)を募集します。

開催スケジュール

NBDC運営委員会人材育成分科会が策定したカリキュラムに沿ったスケジュールを組んでいます。
詳しい内容や参考図書などの情報はリンクをご覧ください。

開催概要

会場 東京大学農学部2号館2階第1講義室(地図
開催日時 2014年9月1日(月)~12日(金)、土日除く10:30-18:15(予定)
受講対象

学生・社会人問わず受講可能ですが、以下の優先順位にて受講を受け付けます。

  1. 全日程参加可能かつ修士卒以上の方
  2. 全日程参加可能な方
  3. 参加可能な日程の多い方
受講条件など

<受講条件>

  • キーボード操作等(テキスト入力、マウスによるウィンドウ操作やコピー・ペースト等)、PCの基本操作をスムーズに行うことが可能な方。
  • 本プログラムは講習会場後方よりビデオ撮影を行い、後日公開予定です。このビデオに映る可能性があることを了承していただける方。
  • 受講前および受講期間中に、受講に必要なソフトウェアのインストールやデータのダウンロードをお願いすることがありますが、これら事前準備を行ったうえで受講可能な方。

<お願い事項など>

  • スケジュールおよび内容は、やむを得ない事情等により変更される場合があります。
  • 万が一受講できなくなった場合は、速やかに事務局に連絡をお願いします。当日講義開始15分後までに事前連絡なく会場にいらっしゃらなかった場合には、他の方に席を譲ることがあります。
  • パイプ椅子のみでの受講となる場合がありますので、ご了承ください。
  • 周囲に困っている人がいた場合、わかる範囲でアシストをお願いいたします。
  • アンケートへのご協力をお願いいたします。アンケート結果は後日公表する予定です。
受講定員 30名程度(応募者多数の場合、最大80名程度まで)
※応募者多数の場合、同一研究室からのお申込みは調整させていただく場合があります。
(※上記定員とは別にオブザーバー(TA)としての参加も募集します。)
募集受付期間 全日程受講は満席のため締め切りました。また、全日程の受講を希望する方で満席となったため、一部日程の受講申込は行いません。
<全日程受講申込>
平成26年6月2日(月)11時00分~6月30日 10時00分
<一部日程受講申込>
平成26年7月1日(火)11時00分~7月31日 10時00分
<TA参加申込>
平成26年6月2日(月)11時00分~7月31日 10時00分
※全日程への参加が難しいことが予め分かっている場合は、一部日程受講申込より受講を希望される項目のみお申し込みください。
※定員に空きがある場合、募集期間を延長することがあります。
参加申込

お申し込みはこちら(共催機関のウェブページに移動します)

お問い合せ この講習会に関するお問い合わせは、nbdc-tutorial-ml[AT]aist.go.jpまでお願いします。([AT]を小文字アットマークにかえて下さい)

講義動画

オブザーバー(TA)募集について

実習を含む講義は、その内容・本質とは無関係とも言える様々な問題を乗り越える必要があります(例;無線LANの不具合による問題、受講者のレベルの違い、指定ソフトの準備不足といった問題に起因するトラブル等)。また教える側の経験値や心構えも成否に大きな影響を与えます。本コースのような幅広い内容を2週間という短期間で集中的に教えることは初の試みであり、受講生にとって有意義であることはもちろん、日頃指導する側の立場にいる方にとっても、講義の仕方、指導内容、受講者の生の反応などが自身の講義可能範囲の拡大などに繋がり、様々な意味において有意義であろうと思われます。 そこで、主に普段指導する立場の方のオブザーバー(Teaching Assistant; TA)としての参加も同時に募集します。以下の点を理解した上で、是非積極的なご参加をお待ちしています。

  • オブザーバー(TA)枠は、主に普段指導する立場の方を想定していますが、実習の補助が可能であれば所属や社会人・学生にかかわらず20名程度を目安に受け入れます。
  • 交通費、宿泊費、TA代などは出ませんのでご了承ください。
  • 座席の保証はできませんが、1日以上TAとして入って頂ける方の所属機関は協賛枠に追加させていただく予定です。(参加申込時に記載の可否をお知らせください。)
  • 後日または当日アンケートにて「受講者のつまずきポイント報告」「実施内容の改善点」「速習および速習以外の講義可能な項目について」等の提案をお願いする予定です。

世話人

  • 藤 博幸(産業技術総合研究所ゲノム情報研究センター(CBRC)/NBDC運営委員会人材育成分科会主査)
  • 門田 幸二(東京大学大学院農学生命科学研究科アグリバイオインフォマティクス教育研究プログラム)

主催

  • 科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
  • 東京大学アグリバイオインフォマティクス教育研究ユニット

共催

  • HPCI戦略プログラム分野1「予測する生命科学・医療および創薬基盤」人材養成プログラム(産総研 ゲノム情報研究センター)
  • 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
  • 日本DNAデータバンク(DDBJ)

協賛

  • イルミナ株式会社 鈴木 健介
  • 高木 基成
  • 東京医科歯科大学 疾患多様性遺伝学分野 樋口 千洋
  • 名古屋大学医学部附属病院 先端医療・臨床研究支援センター 中杤 昌弘
  • アメリエフ株式会社
  • 久留米大学バイオ統計センター 矢原 耕史

後援

  • 東京大学大学院新領域創成科学研究科 鈴木 穣
  • 東京大学大学院農学生命科学研究科 清水 謙多郎

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