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タ イ ト ル:データベース統合に関わる基盤技術開発

発  表  者:坊農秀雅

所       属 :情報・システム研究機構  ライフサイエンス統合データベースセンター

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       旨 :近年、自ら産生したデータを解釈して生物学的に新たな知見を得ることがデータの複雑さや大量さが故に困難になってきています。この状況下で、文部科学省統合データベースプロジェクトの下、ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)が中心となって生物学研究を支えるDBインフラを整備してきました。さらに今年度科学技術振興機構(JST)にバイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)が設立され、これまでDBCLSでサービスしてきたライフサイエンスDBカタログ、DB横断検索、DBアーカイブなどはNBDCに引き継がれ、永続的な研究インフラとして維持される体制が整いつつあります。一方、DBCLSは情報・システム研究機構の研究センターとして、今年度からはライフサイエンス分野におけるさまざまなデータベースの統合化に関わる技術開発を担っております。それらの開発項目は以下の7つです。

1. データベースのRDFによる統合化
2. 解析プラットフォームによる統合利用環境の整備
3. インターネットを活用した高度検索技術の開発
4. RDF化に資するオントロジー、辞書、コーパスの整備、標準化
5. 大規模ゲノム配列データの利用技術開発
6.情報統合化・知識発見のためのアノテーション支援
7. 統合データベースに関わるコンテンツの作成、整備

これらの研究開発の進捗を、利用可能なサービスを中心に紹介します。