開催概要


 

開催日時:

2012年10月5日(金) 10:00~17:35

開催場所:

時事通信ホール(東京都中央区) アクセス

参 加 費:

無料

申し込み:

要 (参加登録フォームはこちら
※申し込み締切:9月28日(金) 12:00まで

主催/共催/後援:

主  催:

国立研究開発法人 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター

共  催:

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター

独立行政法人 医薬基盤研究所

独立行政法人 農業生物資源研究所

独立行政法人 産業技術総合研究所

後  援:

内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省

※ポスターはこちらからご覧いただけます。(PDF:6.27MB)

 

開催主旨


 

 科学技術振興機構(JST)バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)では、毎年10月5日を「トーゴーの日」とし、ライフサイエンス分野のデータベース統合にまつわる問題をともに考え、議論を深めるシンポジウムを、情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター、医薬基盤研究所、農業生物資源研究所、産業技術総合研究所と共同で開催しています。

 15年前まではヒト一人のゲノム配列を解読するために何年もの歳月がかかりました。しかし、次世代シークエンサなどの計測技術の発達により、今ではたった1日でヒト一人のゲノム配列を読むことができます。これによって、ヒトのゲノムデータは増え、データベースに収められるようになりました。しかし、データはデータベースに収められるだけでは十分に活用することができず、広く共有する必要があります。ヒトのゲノムデータを共有しようとする場合、その情報学的・倫理的な扱いは重要な課題です。ヒトゲノムの倫理的な扱いについては、文部科学省、厚生労働省、経済産業省において「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する指針」の改訂が進められ議論が始まっています。他方、ヒトに由来するデータはゲノムデータに限らず例えば、脳画像や医療情報などがあり、これらのデータをも包括してその情報学的・倫理的な扱いを考えていく必要があります。

 このような背景を踏まえて、2012年のシンポジウムは10月5日(金)に「トーゴーの日シンポジウム2012 ~ライフサイエンスデータベース統合の医学への応用を探る~」として開催します。本シンポジウムでは、ヒトに関連するデータベースの活用、大規模なヒト由来データを扱う上での情報技術や倫理的な問題、研究事例について専門家に講演いただき、ライフサイエンスデータベース統合の医学への応用を探ります。

 

シンポジウム実行委員


 

  委員長 : 高木 利久 (科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター) 

  委  員 : 箕輪 真理 (情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター) 

  委  員 : 水口 賢司 (医薬基盤研究所) 

  委  員 : 伊藤 剛   (農業生物資源研究所) 

  委  員 : 今西 規   (産業技術総合研究所)