統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、ゲノムデータベース、ゲノムアノテーション、次世代シーケンスデータベース、次世代シーケンサー解析についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
9月12日(月)
10:30~10:35 受入れ機関挨拶
・・・・ 齋藤 加代子(東京女子医科大学附属遺伝子医療センター)
10:35~12:00 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 森 亮樹(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~15:00 「次世代シーケンスデータベースの使い方」
・・・・ 大田 達郎(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:00~15:10 休憩
15:10~17:10 「次世代シーケンスデータを用いたオミクス解析」
・・・・ 鈴木 絢子(国立がん研究センター先端医療開発センター)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。